30日目の振り返りをして、終わっていない項目の予定を組み直す
どんな渡米後のチェックリストも、当初の順番どおりに終えることはできません。現実が割り込んでくるからです。ですから本当に必要なのは、あと何が残っているかを見直す、決まった時点です。
終わっていないのは普通のこと
最初の1か月は大量のことが同時に起こり、しかも多くは前後に依存関係があります。住所がなければ口座を開けず、電話番号がなければ書類に記入できません。ですから、止まってしまうのは多くの場合、順番の問題です。
振り返りの目的は、「まだやっていない」と「できない」を分けることです。前者は時間を割り当てる必要があり、後者はそれを止めていることを先に解決する必要があります。
振り返りで見る4つのこと
30分かけてリストを最初から最後まで見て、各項目を次のどれかに分類します。
- 完了:「だいたい済んだ」ではなく、本当に完了したことを確認する
- 止まっている:どの件で止まっていますか。その件はいま動かせますか
- まだ始めていないが期限がある:この種類は優先してカレンダーに入れる
- 当初は必要だと思ったが、後で不要と分かった:そのまま線を引いて消し、場所を取らせない
順番が何番目でも、期限のあるものを優先する
リストの順番は生活の流れに沿って並べたものですが、期限はその順番を気にしてくれません。ですから予定を組み直すときの第一の原則は、明確な締め切りのある項目をすべて前に出すことです。
渡米直後には、期限のあることが少なくありません。保険の免除、履修の追加・取り消しと返金、授業料の支払い、各種の報告です。これらがまだ済んでいないなら、組み直したリストのいちばん上に置くべきです。
新しい項目がないかも見る
1か月たつと、リストにないことに出会います。ある書類にはまだ持っていないものが必要だった、あるサービスから書類の追加を求められた、あるものが郵送中に紛失して手続きをやり直すことになった、などです。
これらも加えます。リストは固定されたものではなく、自分の実際の状況に合わせて更新していくものです。
そして次回の予定も入れておく
最初の1か月の振り返りを終えたら、もう1回予定しておく価値があります。たとえば学期の半ばや3か月目です。最初の1か月には大丈夫そうに見えて、2〜3か月後に初めて影響が現れることがあるからです。
しかもそのころには、こちらについての理解がもう違っています。同じリストをもう一度見れば、いまより的確に判断できます。
ついでに「誰が助けてくれるか」も一度書き出す
最初の1か月で、すでに多くの人や窓口と接しています。留学生オフィスの担当者、advisor、寮の管理人、学科のアシスタント、そして助けてくれたクラスメート。当時は何となく覚えていただけかもしれず、1か月たつとあいまいになります。
振り返りのときに5分かけて、表を1枚作ります。この件は誰に聞くか、その人の名前と連絡先、前回連絡したのはいつか。次に行き詰まったとき、最初から探し直さずに済みます。
この表の価値が現れるのは2か月目以降です。そのころには「何をすべきか」に代わって「誰に聞けばよいか」が、より頻繁に出てくる問いになるからです。
予定を組み直すとき、いちばんよく上に残っている項目
最初の1か月に終わらなかったことは、通常いくつかの種類に集中します。他の人を待つ必要があるもの、一度出向く必要があるもの、そしてその時点では急ぎに見えなかったものです。最初の2種類はひとりでに延びていき、3つ目は期限が来て初めて急ぎになります。
以下の記事はそれぞれ、いちばんよく残される項目を扱っています。1つずつ照らし合わせるほうが、リスト全体を最初から見るより早く済みます。
- 当サイトには、到着後に留学生オフィスで到着報告を済ませることについての別の記事があります。
- 当サイトには、履修の追加・取り消し、返金、学期途中の履修取り消しという3つの日付をカレンダーに書き込むことについての別の記事があります。
- 当サイトには、授業料の支払期限・支払方法・延滞金についての別の記事があります。
- 当サイトには、キャンパスのヘルスセンターを見つけ、元気なうちに予約の方法を確かめておくことについての別の記事があります。
- 当サイトには、学校ですでに支払い済みのサービスを使いこなすことについての別の記事があります。
- もっと長い周期については、当サイトには、1年たったときに何を見直すかについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分でできる振り返りの方法です。特定の機関や学校の規定を説明するものではなく、どの進み具合が十分かを判断するものでもありません。
ポイント
どんな渡米後のチェックリストも当初の順番どおりに終えることはできず、現実が割り込んできます。あと何が残っているかを見直す時点を1つ決めておきます。もともと何番目だったかに関係なく、期限のあるものが優先です。ついでに新しく出てきた項目を加え、次回の振り返りの予定も入れておきます。