放課後の予定を家族全員が見られる週間表にする
多くの家庭の放課後の段取りは、きちんと回っています。問題は、それが一人の頭の中にしかないことです。その人が出張や残業、病気になった日には、仕組み全体が止まってしまいます。
書き出すことの三つの効果
一つ目は、ほかの人が引き継げることです。パートナー、訪ねてきた家族、急きょ手伝ってくれる友人も、見て分かればそのとおりに動けます。
二つ目は、子ども自身が、今日どこへ行くのか、誰が迎えに来るのかを分かっていられることです。環境が変わったばかりの子どもには特に大切です。先が読めること自体が不安を和らげるからです。
三つ目は、予定の重なりが見えてくることです。頭の中の予定では二つのことがぶつかっていても気づきにくいのですが、一枚の表に広げれば一目で分かります。
表に必要なもの
きれいに作る必要はありませんが、次の項目は欠かせません。
- 毎日の下校時刻(学年によって違うことがあります)
- 下校後の行き先:放課後プログラム、習い事、それとも帰宅か
- 誰が、何時に、どこで迎えるか
- 住所と電話番号。急きょ手伝ってくれる人にはこれが必要です
- スクールバスを使う場合:停留所と時刻
- 予備の案:その日、いつもの人が行けない場合に誰に頼むか
見える場所に貼る
スマートフォンに保存したファイルは、保存した本人しか開きません。役に立たせるには、全員が毎日通る場所、つまり冷蔵庫、ドアのそば、玄関の壁などに置く必要があります。
同時に、共有のクラウドや家族のグループチャットにも一部置いておけば、家にいない人も確認できます。どちらか一方ではなく、二つの形を並行して持ちます。
「例外の日」の表を別に作る
週間表が扱うのは普段の流れですが、本当に間違いが起きやすいのは例外です。早下校の日、教員研修日、習い事が休みの週などがそれにあたります。
そのため、その横に今後1〜2か月分の例外の日のリストを別に作り、一つひとつにその日の段取りをはっきり書いておくとよいでしょう。この表は週間表より頻繁に更新することになりますが、防いでくれるのは、まさに最も問題が起きやすい日です。
学期ごとに作り直す
時間割は変わり、習い事は季節で入れ替わり、子どもの活動は増えたり減ったりします。古い週間表を更新しないままにしておくと、かえって人を誤らせます。
そのため、表を学期に結びつけます。学期の初めごとに一枚作り直し、ついでに、実はもう要らなくなった予定がないかを見直します。そのつど継ぎはぎで直すより、このほうが続けやすくなります。
この表を維持する流れに子どもも入れる
ある程度大きい子どもなら、自分で表を見て、明日の持ち物を自分で確認し、どの項目が変わったかを自分で言えます。保護者が毎日口頭で言い聞かせるより効果があり、子どもが自分の時間を管理し始めるきっかけにもなります。
やり方は簡単です。表を貼るときに子どもと一緒に一度見て、「学校で表と違うことを言われたら、帰ってきたら話す」と約束しておきます。急な変更を最初に知るのは、たいてい子どもです。お知らせはまず子どものかばんに届くからです。
当サイトには、早下校や臨時休校がどう通知されるかを確認し、自分が確実に受け取れるようにすることについての別の記事があります。学校の連絡手段と子どもが持ち帰る知らせは二本の別々の線で、一本だけに頼るより両方つないでおくほうが確実です。当サイト(ツールサイト)には、あなたの家の祝日はこちらのカレンダーに載っておらず、自分で予定を組む必要があるいくつかのことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分で整理できる週間表の作り方です。特定の学校や機関の実際の運用を説明するものではありません。
ポイント
多くの家庭の段取りはきちんと回っています。問題は、それが一人の頭の中にしかないことです。家族全員が見られる週間表に書き出し、「例外の日」の表を別に作りましょう。見える場所に貼り、学期ごとに作り直し、子どもにも維持に加わってもらいます。