ほかの保護者から自分の子どものことで話があったとき:まず相手が何を求めているのかを見分ける
当サイトには、問題が起きたときの正式な申し出の経路を、まだ問題が起きていないうちに知っておくことについての別の記事があります。そちらは、自分が申し出る側の話です。この記事はその逆で、誰かが自分のところに来る場合です。対応の順番は、自分の手元に何があり、何がまだ足りないのかを確かめるところから始まります。
まず最後まで聞く。そして結論はまだ出さない
相手が話しているのは、相手が見たり聞いたりしたほうの話で、自分の手元には子どもの側の話がまだありません。その場でどんな対応を約束しても、残りの半分を聞いた後には不適切になっているかもしれません。「わかりました。聞いてみて、明日お返事します」は、それだけで完結した答えです。
当サイト(ツールサイト)には、お互いが同じことを話しているかを確かめること、復唱する、書き留める、一語ずつ照らし合わせることについての別の記事があります。相手の話をその場で一度復唱するほうが、後から思い出すよりずっと正確です。
3種類に分ける。次の一歩がそれぞれ違う
1つ目は純粋なお知らせで、相手はただ、知っておくべきだと思っただけです。2つ目は、ある具体的なことへの対応を頼まれている場合です。3つ目は、相手がすでに先生や学校に話していて、自分が最後に知った場合です。3種類それぞれで、次に聞くひとことが違います。
当サイトには、学校のほうから連絡が来たとき、それがお知らせなのか返信が必要なのかをまず見分けることについての別の記事があります。分け方は同じで、連絡の出どころが別の保護者に変わるだけです。
- 相手が求めているのは、知っておいてもらうことか、何かをしてもらうことか
- 学校の側はもう知っているのか
- ほかの子どもや保護者も関わっているのか
- 相手はいつまでに返事がほしいのか
子どもの側には別に聞く。しかも聞き方が違う
「ある人から⋯と聞いたけれど、本当?」から始めると、たいてい身構えた答えが返ってきます。「その日、何があったの?」から聞き始め、それから2つの話がどこで食い違っているのかを見ます。
当サイトには、子どもが家で学校での出来事を話したとき、まず記録し、それから尋ねるかどうかを決めることについての別の記事があります。ここではその記事のやり方を逆向きに使います。先に外からの話が手元にあり、補うべきなのは子どもの側の話です。
学校の段階まで持っていくかどうか
2つの家庭の間で話せば終わることもあれば、必ず学校に知らせなければならないこともあります。判断の根拠は2つです。それが学校の時間と場所の中で起きたことかどうか、そしてまた起きそうかどうか。気持ちはそこに入りません。
当サイトには、学校から子どもの支援について話し合う面談に呼ばれたとき、行く前にまず3つのものを用意することについての別の記事があります。その段階まで進んだ場合は、そちらの記事が準備のチェックリストになります。
相手に返事をするときは、自分が何をするかを伝える
伝えるのは自分がすることで、出来事全体についての自分の評価ではありません。評価は人づてに伝わっていきますが、することは伝わっていきません。「聞いてみました。こちらではこうします」は、会話を終わらせることのできる一文です。
当サイト(賃貸サイト)には、誰かから自分の側について苦情があったとき、それがどの種類の通知なのかをまず確かめることについての別の記事があります。そちらが扱うのは住まいのことですが、返事の原則は同じです。行動について返事をし、立場については返事をしません。
1行書いておく。次があるかもしれないため
何日に、誰が話し、何を話し、自分は何と答えたか。同じことがまた起きたとき、この1行があるかどうかで、最初からやり直すのか、続きから対応できるのかが決まります。
当サイトには、子どもの同級生が家に遊びに来るとき、先に決めておくことについての別の記事があります。2つの家庭の行き来が増えるにつれて、こうした記録の価値も高くなっていきます。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、流れと聞くべき質問、つまり進め方です。しつけ、心理、対立への対処に関する助言は行わず、どちらの側の言い分も判断しません。特定の学校の規定を説明するものではなく、どの家庭のやり方も評価しません。
学校の対応手続きは、その学校とその学区の公式の説明が基準です。安全や法律に関わる場合は、学校の指示に従い、資格のある専門家にご相談ください。
ポイント
まず最後まで聞き、結論はまだ出しません。相手の話をその場で一度復唱し、「聞いてみて、明日お返事します」と言って余地を残します。3種類に分けます。純粋なお知らせ、ある具体的なことへの対応の依頼、あるいは相手がすでに学校に話している場合です。聞くことは4つです。相手が求めているのは知っておいてもらうことか何かをしてもらうことか、学校はもう知っているのか、ほかの人も関わっているのか、そして相手はいつまでに返事がほしいのか。子どもの側には別に聞きます。「その日、何があったの?」から始め、「ある人が⋯と言っていたけれど、本当?」からは始めません。学校の段階まで持っていくかどうかは、それが学校の時間と場所の中で起きたことかどうか、また起きそうかどうかで見ます。相手に返事をするときは自分が何をするかを伝え、自分の評価は伝えません。最後に1行書いておきます。何日に、誰が話し、何を話し、自分は何と答えたか。