予防接種記録:英文の形式に直し、学区のリストと先に照らし合わせる
この項目のやっかいな点は、お子さんが接種を受けたかどうかではなく、記録の形式と照合にあります。母国の記録手帳、ワクチンの名称、接種スケジュールは、こちらの書式とうまく対応するとは限りません。
別々の2つの問題
1つ目は形式です。母国の記録を、相手が読めて、かつ受け付けてくれる形に直す必要があります。2つ目は内容の照合です。両国の項目や接種スケジュールは同じとは限らず、合わない部分が出てくることがあります。
形式の問題は出発前に対処できますが、内容の照合は通常、学区または医療の専門家に確認する必要があります。どちらも、入学手続きの当日になって初めて気づくことのないようにしてください。
出発前に済ませておけること
どれも母国を離れてからでは補いにくいものです。まだ現地にいるうちに一度に済ませておきます。
- 医療機関に英文の接種記録を発行してもらう。できれば医師の署名と印があるもの
- 記録には「完了」とだけ書くのではなく、1回ごとの接種日を入れてもらう
- ワクチンの名称は、自国の商品名だけでなく、できるだけ一般名も記載してもらう
- 元の記録手帳や原本も手元に残し、英文版だけを持っていくことはしない
- スキャンして保存し、クラウドとオフラインに1部ずつ置く
まず学区にリストをもらう
入学時の接種要件は州ごとに違い、しかも更新されます。何年のものか、どの州のものかも分からない表をネットで探すより、入学先の学区に現行の正式なリストを直接もらうほうが確実です。
リストを受け取ったら、お子さんの記録を1項目ずつ照らし合わせます。差がある部分は、まだ出発前で時間があるうちに対処できます。
記録が合わないとき
記録が合わない場合には、いくつかの可能性があります。項目が違う、スケジュールが違う、名称が対応しない、あるいは記録そのものが不完全、といったものです。それぞれ対処の仕方が違います。
ここで聞くべき相手は専門家であり、ネットではありません。学区の保健担当窓口やスクールナースは通常、こうしたケースをどう扱っているかを教えてくれます。医療上の判断は、資格のある医療の専門家が行うものです。この記事では、いかなるワクチン、接種スケジュール、医療上の決定についても論じません。
期限があり、入学に影響することもある
多くの学区では接種記録の提出に期限があり、未完了だとお子さんが授業を受け始められるかどうかに影響することがあります。そのため、入学手続きの書類の中でもいちばん先延ばしにできない項目です。
ですから、入学手続き用のファイルを整理するときは、この書類を最優先で処理することをおすすめします。当サイトには、入学手続きの書類ファイルをどう整理するかについての別の記事があります。当サイトには、子どもの歯と視力、学校の検診とは別に自分で予約する分についての別の記事があります。そちらの書類は、この1枚と同じ機会にまとめて手配できます。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、記録の準備、形式、問い合わせ先です。いかなるワクチン、接種スケジュール、医療上の決定についても論じず、どの州についても入学規定の内容を述べるものではなく、医療上の助言でもありません。実際の要件は入学先の学区の正式なリストが基準です。医療に関する疑問は、資格のある医療の専門家に相談してください。
ポイント
難しいのは、記録の形式とワクチンの名称がこちらの書式と対応するかどうかであり、接種そのものはむしろ単純です。出発前に記録を英文の形式に直し、学区にリストをもらって1項目ずつ照らし合わせます。この件には期限があり、入学できるかどうかに影響することもあります。