送り迎えで困ったことが起きたときの予備の計画を、まだ何も起きていないうちに用意する
送り迎えの段取りは、うまく回っているときにはとても安定して見えますが、たいていは一層しかありません。そして一層しかない仕組みは、うまくいかない日が一日あるだけで全体が崩れます。
困ったことが起きる場面は思っているより多い
会議が長引く、道が渋滞する、車が故障する、自分が病気になる、子どもの学校が早めの下校になる、あるいはもう一人の子どもに同時に用事ができる。これらは、遅かれ早かれ起こる日常です。
ですから問うべきは「困ったことが起きた日にどうするか」です。これは落ち着いているときによく考えておくのがいちばんです。
使える予備の計画に含まれるもの
予備の計画は「そのときになったら考える」ではありません。そのまま実行できるくらい具体的である必要があります。
- その場に行ける人が少なくとも一人いて、すでに学校の迎えを許可する人の名簿に登録されていること
- その人の連絡先。頭で覚えるのではなく、携帯電話に保存しておく
- 学校の直通電話と、誰に知らせるべきか
- いつもの人が現れなかったら何をし、どこで待てばよいかを、子どもが知っていること
- 誰もまったく見つからない場合に、学校側で一時的に預かってもらえる選択肢は何か
最も抜けやすいのは「登録」の手順
予備の計画を頼む相手を決めている家庭は多いのですが、その人が学校の迎えを許可する人の名簿に登録されていないことがあります。本当に必要になったとき、学校は子どもを引き渡しません。
ですから、相手を決めたら、必ず登録の手続きを最後まで済ませてください。これは予備の計画の中で最も飛ばされやすく、しかし最も肝心な手順です。
お互いさまの関係は、一方的なお願いより続けやすい
予備の計画を頼む相手を探すとき、同じ学校の同じ学年の家庭がいちばん自然な相手です。もともと同じ時刻に同じ場所へ行くからです。
そして、お互いを相手の予備として登録し合うほうが、一方的に頼むよりはるかに続けやすくなります。双方に実際の必要があるからです。到着して間もない時期にこうした関係を築いておくことは、見かけ以上に価値があります。当サイト(車のサイト)には、人に車を貸すとき、あるいは人の車を運転するときに、先に確認してから借りることについての別の記事があります。
一度、予行演習をしておく
予備の計画は、一度も使ったことがなければ、穴があるかどうか分かりません。ですから、日を決めて実際に一度使ってみるとよいでしょう。手順がきちんと通ることを確かめるためです。
予行演習をすると、いくつかの細かい点に気づきます。相手はたどり着けるか。学校はその人が分かるか。子どもはその人が分かるか。身分証明書を提示する手順は滞りなく進むか。こうした問題に、本当に必要になった日に気づくのでは遅すぎます。
当サイト(車のサイト)には、車に子どもを乗せるとき、シートの件は3つの問いに分かれるということについての別の記事があります。予備の計画にほかの人の車が含まれるなら、その3つの問いも一度確認しておく必要があります。
当サイトには、下校から自分の退勤までの空き時間が何時間あるかを先に計算することについての別の記事があります。予備の計画がどのくらいの長さをカバーすべきかは、その数字から決まります。当サイトには、下校時に誰が子どもを迎えに行けるかを確認し、名簿に登録しておくことについての別の記事があります。予備の計画に入っている人も、その名簿に載っている必要があります。当サイトには、急に子どもを誰かに見てもらう必要があるときに、先に聞いておくいくつかのことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、事前に用意しておける予備の計画と、登録しておくべき情報です。どの学校の許可や引き渡しの規定も述べず、どの取り決めについても実行できるかどうかや法的効力があるかどうかを判断せず、法的助言にもあたりません。実際のやり方は、学校の正式な説明が基準です。
ポイント
送り迎えの段取りはたいてい一層しかなく、一層しかない仕組みは、うまくいかない日が一日あるだけで全体が崩れます。予備の計画には、人、連絡先、そして学校に登録済みであることを含めます。最も抜けやすいのが登録です。お互いさまの関係は、一方的なお願いより続けやすくなります。一度、予行演習をしておきましょう。