子どもがどの学年に編入されるかを確認する。母国の学年をそのまま換算しない
多くの家庭は「母国で何年生だったから、こちらでも何年生」という前提で出発します。この換算は成り立つこともあれば成り立たないこともあり、1学年の違いが子どもに与える影響は小さくありません。
なぜそのまま換算できないのか
学年度の始まりと終わりの月は国によって違い、入学年齢の区切りも違います。同じ年に生まれた子どもでも、2つの制度では別の学年に当たる可能性があります。
加えて、米国では学年の決め方の判断基準が学区ごとに少しずつ違います。年齢、これまでの就学記録、場合によっては評価も、考慮に入れられることがあります。ですから、この答えは自分で計算するのではなく、学区に確認するものです。
聞きに行くときの質問
質問は具体的にして、一度で完全な答えを得ます。
- 子どもの生年月日とこれまでの就学記録からすると、どの学年に編入されますか
- この判断は主に何に基づいていますか。年齢ですか、就学記録ですか
- この判断のために、どんな書類を提出する必要がありますか
- 編入先の学年はいつ確定しますか
- 編入先に疑問がある場合、相談できる窓口はありますか
予想と違ったとき
編入先が予想より1学年下になるケースは珍しくなく、保護者の最初の反応は不安であることが多いです。それは理解できますが、まずいくつかのことを分けて見る価値があります。
第一に、これは通常、制度どうしを照らし合わせた結果であり、子どもの能力とは関係ありません。第二に、1年目は言語と環境の両方に同時に慣れなければならず、学年のゆとりがかえって助けになることもあります。第三に、これは必ずしも恒久的なものではありません。あとから調整する仕組みがあるかどうかを学区に聞くことができます。
それでも懸念が残る場合、正しい対応は、学区と話し合い、より詳しい就学記録を提出することです。自分で判断したり、内々に比べたりすることではありません。
子どもにどう伝えるか
編入先が子ども自身の予想と違っていた場合、子ども本人が気にすることがあります。年齢が上の子どもは特にそうです。
より助けになる伝え方は、能力ではなく制度のせいだと説明することです。「もう1年やり直すんだよ」ではなく、「ここの学年は何月から数え始めるから、私たちのところとは違うんだよ」と伝えます。この2つの言い方が述べているのは同じことですが、子どもが受け取るメッセージはまったく違います。当サイトには、米国の成績表の読み方を身につけること、評価の方法があなたの慣れているものと違う可能性があるという点についての別の記事があります。当サイトには、子どものこの1年の英語のスタート地点を先に考えておくことについての別の記事があります。当サイトには、学校の1日のスケジュールと年間カレンダーを確認することについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、学区に尋ねるべき方向性と心の準備です。どの州や学区についても学年編入の規定の内容を述べるものではなく、いかなる子どもの学力も評価しません。実際の編入先は、入学先の学区の正式な判断が基準です。
ポイント
母国の学年はそのまま換算できるとは限らず、1学年の違いが子どもに与える影響は小さくありません。聞きに行くときは、判断の根拠は何か、調整できるか、調整にはどんな手続きが必要かを聞きます。予想と違ったときは、理由をはっきりさせてから子どもに伝えます。