予防接種記録は母国で英語版を発行してもらい、学校の提出必須リストと照合する
これは事務手続きであって、健康の問題ではありません。学校が求めているのは、読める形式で項目がそろった記録であり、書類が不足したときの影響はシステム上のもので、体に及ぶものではありません。
書類が不足したときの実際の影響
アメリカの大学は一般に、学生に特定の健康記録の提出を求めます。提出が済んでいない場合によくある対応は、履修登録や在籍登録の機能を一時的にロックすることです。
つまり、これは「後で出せばいい」書類ではありません。授業を取れるかどうかの手前に立ちはだかるもので、履修登録にはスケジュールがあります。
母国で済ませるほうが手間が少ない理由
記録そのものは母国の医療機関にあり、取り寄せも翻訳も同じ場所で完了します。アメリカに着いてからだと、「過去にあることを済ませた」と証明しなければならないのに、その証拠は別の国に、別の言語で存在することになります。
さらに、照合した結果、追加で受ける必要のある項目が見つかった場合、母国で済ませるほうが、到着後に自費で対応するより通常は手配しやすくなります。
進める順序
まず学校のリストを手に入れ、それから記録を取り寄せます。逆の順序でやると、項目が漏れたり余分に受けたりしやすくなります。
- まず学校のヘルスセンターに、その学校の提出必須項目のリストを求める
- リストを持って母国の医療機関で記録を取り寄せる
- 医療機関に英語版を発行してもらい、形式に日付、項目名、医療機関の情報が含まれているか確認する
- リストと1項目ずつ照合し、不足している項目に印を付ける
- 不足している分は、認められる対応方法と期限を学校に確認する
形式面で差し戻されやすい点
よくある問題は形式の不備です。母国語だけで英語がない、医療機関のレターヘッドや署名・押印がない、日付の形式がはっきりしない、あるいは手書きで読み取りにくい。
発行してもらうその場でこれらの点を確認するほうが、アメリカに送って差し戻されてから国をまたいで再発行するより、ずっと早く済みます。
自分で読み解ける対照表を作る
学校のリストにある英語の項目名と、母国の記録上の表記は、一致するとは限りません。同じ項目に別の名称があったり、母国ではまとめて接種しているのにリストでは別々に挙げられていたりします。
そこで、記録を取り寄せるのと同時に対照表を作ります。左に学校のリスト上の名称、中央にあなたの記録で対応する項目と日付、右に状態(完了/不足/不明)。不明の項目が、学校のヘルスセンターに聞くべきものです。
この表は後でも使います。転校、出願、あるいは子どもとあなた自身がそれぞれ手続きをするときです。当サイトには、重要書類は3部用意すること、クラウドに1部、USBメモリに1部、紙で1部についての別の記事があります。この対照表は、記録そのものと一緒に保管します。
この記事の範囲
この記事で扱っているのは、まず学校に提出必須リストを求めることと、準備すべき書類の形式です。医療上の助言を提供するものではなく、いずれのワクチンの項目や要件を挙げるものでもなく、いずれの人の健康状態を判断するものでもありません。医療に関する問題は資格のある医療の専門家に相談し、実際の要件は学校の正式なリストを基準にしてください。
ポイント
これは事務手続きであって健康の問題ではなく、書類が不足すると在籍登録や履修登録が止められます。母国で英語版を発行してもらうほうが、到着後に補うよりずっと簡単です。学校の提出必須リストと1項目ずつ照合し、自分で読み解ける対照表を1部手元に残しておきます。