保護者面談の日程を控えて、必ず出席する
保護者面談は、アメリカの学校では通常、あらかじめ日程が組まれた正式な場で、一回が十数分から二十分ほどしかないこともあります。準備したかどうかで、得られる情報量は大きく変わります。
時間が短いので、準備が必要
一人の先生が同じ午後のうちにクラス全員の保護者と会うため、どの回も時間に追われます。その場に着いてから何を聞こうかと考え始めると、あいさつと漠然とした答えのうちに時間が終わってしまいます。
そのため、聞きたいことを事前に書き出して持っていきます。これは正式な決まりではなく、実際に役立つというだけのことです。それに先生もたいてい歓迎してくれます。その時間が有効に使われたということだからです。
聞く価値のある質問
具体的に聞きましょう。「うちの子はどうですか」とは聞かないことです。その質問への答えはたいてい「まあまあです」で、何も得られません。
- 授業中は普段どんな様子ですか。発言しますか。
- クラスメートとの関わりはどうですか。よく一緒にいる子はいますか。
- 一番苦労している科目はどれですか。内容の問題ですか、それとも言葉の問題ですか。
- 来たばかりのころと比べて、どんなところが伸びましたか。
- 家庭でできることで、本当に役に立つのは何ですか。
- これからの学期で、どんな面に変化が見られるとよいとお考えですか。
「内容か言葉か」という質問が一番役に立つ
渡米したばかりの子どもがある科目で遅れているとき、原因はその概念が分かっていないことかもしれませんし、分かっているのに問題文が読めないことかもしれません。この二つは、対処の仕方がまったく違います。
そしてこの質問に答えられるのは、教室にいる先生だけです。はっきり聞いておけば、家庭での手助けを正しいところに向けられます。そうでないと、実はもう分かっている概念の補習に多くの時間を費やすことになりかねません。
言葉が通じないなら通訳を申し込む
英語でのやり取りに自信がなければ、事前に通訳を申し込みます。多くの学校が用意していますが、通常は前もって手配が必要で、必要かどうかを学校のほうから聞いてくれることはありません。
子どもに通訳をさせてはいけません。この面談の話題は子ども本人であり、自分の様子を聞きながら自分で訳させるのは適切ではありません。当サイトには、保護者自身がどんな言語サポートを受けられるかについての別の記事があります。当サイトには、学校のほうから連絡が来たときに、それが通知なのか返事を求めるものなのかをまず見分けることについての別の記事があります。
終わる前に次の一歩を確認する
話が終わる前に一分使って、二つのことを確認します。これから何をするのか、そして次回の連絡の方法と時期です。
具体的な問題が話に出た場合は、「次はいつごろ進み具合を確認し合うのがよいでしょうか」と尋ねてもよいでしょう。フォローの時期を決めておくほうが、「何かあればまた連絡します」よりずっと役に立ちます。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、事前に準備できる質問と記録の仕方です。特定の学校の実際の運用を説明するものではなく、いずれの学校を代表するものでもありません。
日程と形式は、その学校の正式な通知が基準です。
ポイント
時間は十数分しかないこともあり、準備したかどうかで得られる情報量は大きく変わります。一番役に立つ質問は「これは内容の問題ですか、言葉の問題ですか」です。言葉が通じないなら通訳を申し込みましょう。たいてい用意されています。終わる前に、次の一歩が何かを確認します。