救急外来・アージェントケア・一般外来:3つは用途も費用も大きく違う
これは、米国の医療制度の中で、来たばかりの人にとっていちばん直感に反することです。多くの国では、具合が悪ければ病院に行けば済みます。ここでは、どこへ行くかが、費用と待ち時間を大きく左右する選択になります。
3つのおおまかな役割分担
これは構造についての説明で、あなたがどこへ行くべきかを判断する根拠ではありません。後者は実際の状況によって決まり、医療の専門家が判断します。
- 一般外来:予約が必要で、定期的な診察や緊急でない状況に対応します。通常は費用がいちばん低くなります
- アージェントケア(urgent care):たいてい予約不要で、一般外来より長い時間開いています。外来の時間外で、命に関わらない状況に対応します
- 救急外来(ER):24時間対応で、命に関わる状況や重い状況に対応します。緊急でないケースは、ここでは通常いちばん長く待つことになり、費用もいちばん高くなります
費用の差は大きくなりうる
同じ状態でも、対応する場所が違えば、請求額が何倍も違う可能性があります。しかも救急外来の請求書は1通だけではないことがよくあります。施設料、医師の料金、検査料が別々に計算され、別々の機関から届くことさえあります。
これが、「先に把握しておく」ことに現実の金銭的な意味がある理由です。まだ元気なうちに、近くにどんな選択肢があるかを知っておいてほしい、ということです。当サイトには、キャンパスのヘルスセンターを見つけ、元気なうちに予約の方法を確かめておくことについての別の記事があります。
事前に準備しておくこと
次の項目は、必要になってから探すと慌てるので、先に保存しておきます。
- 住まいの近くと学校の近くに、それぞれどんなアージェントケアの拠点がありますか。開いている時間は
- いちばん近い救急外来はどこですか
- 保険の相談電話または看護師相談窓口(多くの保険にあり、行くべきかどうか、どこへ行くべきかを先に聞けます)
- どの機関が自分の保険のネットワーク内ですか(ネットワークの内と外で費用が大きく違う可能性があります)
- 学校のヘルスセンターが開いていない時間についての案内
迷ったときは専門家に聞く
この記事は、どんな症状のときにどこへ行くべきかは伝えません。それには専門的な判断が必要で、判断を誤ったときの代償は重大になりうるからです。
当サイト(お金のサイト)には、受診したあとに2枚の紙が届き、そのうち1枚は請求書ではないことについての別の記事があります。どの種類の医療機関に行くかによって、その2枚の紙に書かれる金額が変わります。
迷ったときの正しい対応は、保険会社または学校が用意している看護師相談窓口に電話し、専門のスタッフに判断してもらうことです。緊急の場合や命に関わる場合は、すぐに911に電話するか、いちばん近い救急外来へ向かい、節約のためにためらわないでください。費用の問題は後から対処できますが、健康はそうはいきません。当サイトには、キャンパスの緊急通報と911という2つの番号は使う場面が違うことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、3種類の医療の場の、時間帯、対応範囲、費用の構造における一般的な違いと、事前に準備しておくべき情報です。この記事は医療上の助言を一切提供しません。どの症状の重さも判断せず、特定の状況でどこへ行くべきかを指示するものでもありません。こうした判断については、資格のある医療の専門家に相談してください。
ポイント
米国では、どこで受診するかが、費用と待ち時間を大きく左右する選択になります。3つは役割分担も価格差も大きいので、まだ病気になっていないうちに理解しておきます。迷ったときは、保険カードの裏面にある看護師相談窓口に電話して聞きます。