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カリフォルニア州の ELPAC の成績表の読み方、入学時は3レベル、毎年春は4レベル

最終更新

カリフォルニア州の ELPAC の成績表には2種類あります。子どもが初めてカリフォルニア州の公立学校に入るときに受ける Initial ELPAC は3レベルで、子どもが英語学習者(EL)かどうかを決めます。EL に分類されると、毎年春に Summative ELPAC を受けます。こちらは4レベルで、伸び具合と再分類できるかどうかを見るためのものです。2026年10月時点で、Summative の総合(Overall)が4レベルなら AB 2555 の再分類の基準を満たし、4つの分野の表示はこの判断に影響しません。

Initial と Summative の違い

  • Initial ELPAC:初めてカリフォルニア州の公立学校に入り、家庭言語調査票(Home Language Survey)に英語以外の主な言語を書いた K–12 の生徒が1回受ける。学区は子どもが初めて入学してから30暦日以内に結果を保護者に渡さなければならない
  • Summative ELPAC:EL に分類された生徒が再分類されるまで毎年春に受ける。学区は成績を受け取ってから30暦日以内に保護者に渡す。夏休み中に受け取った場合は、遅くとも新学年の始業後15業務日以内
  • 成績表は学区の保護者用サイトで見られる場合と、印刷して家に郵送される場合がある。学区のやり方による
  • カリフォルニア州教育局(California Department of Education、CDE)は Summative ELPAC の繁体字中国語の保護者向けガイドを出している

Initial ELPAC の3つのレベル

Initial ELPAC の総合成績は3レベルに分かれます。レベル1かレベル2なら子どもは英語学習者に分類され、その後は毎年 Summative を受けます。レベル3なら EL ではなく、Summative を受ける必要はありません。

  • Level 3:Initial Fluent English Proficient(IFEP、入学時点で英語が流ちょう)
  • Level 2:Intermediate English Learner(中級の英語学習者)
  • Level 1:Novice English Learner(初級の英語学習者)
  • 成績表の2ページめは「口頭の技能」(Oral Language Skills、聞く+話す)と「書き言葉の技能」(Written Language Skills、読む+書く)の2つに分かれ、それぞれにレベルが表示される
  • 2026–27学年度の幼稚園の公式サンプルでは、点数の範囲は150–600で、450点以上が IFEP。総合点の90%が口頭、10%が書き言葉から来ている

Summative ELPAC の成績表を項目ごとに読む

以下は CDE が公表している2025–26学年度の6年生のサンプル成績表に沿って、上から順に説明します。

  • Overall Summative ELPAC Score/Level:総合点とレベル(1–4)。横に子どもの英語力を説明する一文がある
  • Score range:その学年の点数の範囲と、「英語が熟達している」とされる点数。サンプルの6年生の範囲は1150–1900で、1567点以上が熟達
  • Score History(点数の記録):過去数年の点数とレベルを並べたもの。成績表には、生徒は毎年同じレベルの中で伸びるか、次のレベルに上がることが見込まれると書かれている
  • Performance Areas:総合点は口頭の点数(Oral Language、聞く+話す)と書き言葉の点数(Written Language、読む+書く)でできている。サンプルの6年生ではそれぞれ50%
  • Domain Performance Levels:聞く(Listening)、話す(Speaking)、読む(Reading)、書く(Writing)の4つの分野に、それぞれレベルが表示される

レベル1から4の意味

CDE が ETS に委託して作ったレベルの説明(Performance Level Descriptors)は、4つのレベルを次のように書いており、それぞれカリフォルニア州の英語発達基準(ELD Standards)の段階に対応しています。

  • レベル4:聞く・話す・読む・書くがどれも「よく発達している」(well developed)。さまざまな日常の場面や学習の場面で、英語を使って学び、やり取りできる。慣れた場面でもときどき手助けが要る。ELD 基準の Bridging の上の段階に対応
  • レベル3:「ある程度発達している」(moderately developed)。英語を使って学び、やり取りできることがある。慣れた場面では軽い手助け、慣れないテーマでは中程度の手助けが要る。Expanding の上の段階から Bridging の下の段階に対応
  • レベル2:「いくらか発達している」(somewhat developed)。目の前のやり取りは英語でこなせるが、英語で教科の内容を学ぶことはまだできないことが多い。Expanding の下から中の段階に対応
  • レベル1:「発達し始めた段階」(minimally developed)。主に習った単語や文を使って基本的な意味を伝え、多くの手助けが要る。Emerging に対応

4つの分野の表示の読み方

Summative の成績表では、聞く、話す、読む、書くのそれぞれが3段階で表示されます。Beginning to Develop(発達し始めている)、Somewhat/Moderately(いくらか/ある程度発達している)、Well Developed(よく発達している)です。

分野別の表示は、教員と保護者が得意・不得意を見るための道具です。CDE の AB 2555 のよくある質問では、分野別の基準は再分類の基準に入らないと説明されています。総合が4レベルなら、ある分野が低くても基準を満たします。

実際の使い方としては、どの分野がまだ Beginning to Develop か Somewhat/Moderately にとどまっているかを見て、その分野を授業でどう補うかを教員と話します。

ELPAC で何レベルなら再分類されるのか

AB 2555 が2026年9月27日に署名されてから、カリフォルニア州の EL の生徒が再分類されるかどうかは ELPAC の成績だけで決まります。Summative ELPAC で総合4レベル(Summative Alternate ELPAC なら3レベル)なら必ず再分類され、3レベル以下は該当しません。

2025–26学年度の成績で基準に達した生徒は、学区ができるだけ早く、遅くとも2027年1月31日までに再分類を終えなければなりません。新しい制度の詳細と、子どもがもう4レベルなのにまだ手続きされていないときのメールの書き方は、AB 2555 を扱った当サイトの記事を見てください。

  • 成績表の1ページめの Overall Level を見る。4レベル=該当、3レベル以下=該当しない
  • 点数をその学年の熟達の点数と比べて、あと何点足りないかを見る
  • Score History を見て、毎年伸びているかを確かめる

家でできること

CDE の保護者向けガイドがすすめていることに、成績表を教員と話すための材料にする方法を加えました。

  • Starting Smarter のサイト(ELPAC.StartingSmarter.org)で成績表の説明と各学年のサンプル問題を見る
  • CAASPP と ELPAC の練習テストのページ(Practice and Training Tests)で子どもと一緒に練習問題を解き、問題の形式に慣れさせる
  • テストはどこに手助けが要るかを知るためのものなので、全力を出せばそれでいいと子どもに伝える
  • 毎年の成績表を同じフォルダーに入れておき、Score History と照らし合わせて伸び具合を見る
  • 次の節の英語の質問を使い、分野別で弱いところについて教員と話す時間を取る

教員に聞く英語の質問

保護者面談やメールで使えます。かっこ内は日本語の意味です。

  • Which domain should we focus on this year, based on the ELPAC report?(成績表から見て、今年はどの分野に力を入れるべきですか)
  • How many points is my child from the proficient score for this grade?(子どもはこの学年の熟達の点数まで、あと何点ですか)
  • What English language support does my child receive in class each week?(子どもは毎週、授業でどんな英語の支援を受けていますか)
  • Is there anything we can practice at home for speaking or writing?(話すことや書くことで、家で練習できることはありますか)
  • When will the next Summative ELPAC be given?(次の Summative ELPAC はいつ実施されますか)

よくある質問

  • 質問:Initial ELPAC でレベル3なら、その後も毎年受けるのですか。答え:受けません。レベル3は入学時点で英語が流ちょう(IFEP)ということで、子どもは英語学習者に分類されず、Summative も受けません。
  • 質問:総合は4レベルで、書く分野だけ低い場合も再分類されますか。答え:されます。CDE は分野別の基準は再分類の基準に入らないと説明しており、Summative の総合が4レベルなら該当します。
  • 質問:成績表はいつ届きますか。答え:Initial は子どもが初めて入学してから30暦日以内です。Summative は学区が成績を受け取ってから30暦日以内で、夏休み中に受け取った場合は遅くとも新学年の始業後15業務日以内です。
  • 質問:子どもが2025–26学年度にもう4レベルを取っています。学区はいつまでに再分類しなければなりませんか。答え:できるだけ早く、遅くとも2027年1月31日までです。

この記事の範囲

この記事は、CDE と Starting Smarter が2026年10月時点で公表しているサンプル成績表、保護者向けガイド、レベルの説明をもとにまとめたものです。点数の範囲と熟達の点数は学年ごとに違うので、子どもの成績表に書かれているものを基準にしてください。再分類は子どもが通う学区が行い、CDE は AB 2555 についてさらにガイダンスを出すとしています。この記事はどの子どもの英語力も評価するものではなく、教育上または法律上の助言でもありません。

出典

規則は変わることがあります。以下はこの記事の執筆時に確認した公式・一次情報です。実際の扱いは学校・学区・所管機関の最新の案内に従ってください。

ポイント

Initial は3レベルで、EL かどうかを決めます。Summative は4レベルで、再分類されるまで毎年受けます。1ページめの Overall Level を見てください。Summative の総合が4レベルなら AB 2555 の再分類の基準を満たし、4つの分野の表示は力を入れるところを探すためだけに使います。

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