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公立学校の入学手続きの書類を5つの州で比べる、カリフォルニア州からワシントン州まで項目ごとに

最終更新

2026年10月時点で、カリフォルニア州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、テキサス州、ワシントン州の公立学校の入学手続きでは、どれも3種類の書類を見ます。年齢か身元の証明、住所の証明、予防接種記録です。違いは細かい点にあります。ニューヨーク州法は、出生証明書が手に入るならそれしか使えないと定めています。ニュージャージー州とテキサス州は、入学後30日以内に身元の証明を後から出すことを認めています。ワシントン州では、入学の誕生日の基準日を学区が自分で決めます。5つの州とも、社会保障番号(SSN)や移民としての資格の書類を入学の条件にすることはできません。

この表の使い方

州法が定めているのは最低限の線です。学区が少なくともどの書類を受け付けなければならないか、多くても何を求めてよいか。実際のリストは学区のウェブサイトにあり、たいてい州法より細かく書かれています。まずここで自分の州の線引きを知り、それから学区のリストと見比べてください。学区が州法を超えるものを求めてきたら、どの条文に基づくのかを聞いてかまいません。

入学手続きの全体の流れ(学区を調べる、予約する、英語力の初回テスト)は、公立学校の入学手続きの4ステップを扱った当サイトの記事を見てください。

年齢と身元の証明

  • カリフォルニア州:Education Code 48002 は、使える年齢の証明として、認証された出生記録、地元の戸籍担当や郡の登録所が出す生年月日の証明、証明された洗礼証明書、パスポートを挙げている。どれもない場合は、保護者、後見人、養育者の宣誓書か、学区の教育委員会が定めるほかの方法を使える
  • ニューヨーク州:8 NYCRR 100.2(y) は、認証された出生証明書か洗礼の記録(外国のものも含む)があればそれしか使えないと定めている。ない場合はパスポート(外国のパスポートも含む)を使える。どちらもない場合、学区は2年以上前から存在するほかの書類、たとえば運転免許証、政府の身分証明書、生年月日の入った学生証、領事館の身分証明書、病院や健康の記録を見てよいが、年齢についての宣誓書だけでは認められない
  • ニュージャージー州:認証された出生証明書やほかの身元の証明がなくても入学の資格には影響しないが、初めての入学手続きから30日以内に後から出さなければならない(N.J.S.A. 18A:36-25.1、州教育局の居住資格のページ)
  • テキサス州:Education Code 25.002 は、入学手続きをする人に、出生証明書か子どもの身元を証明できるほかの書類と、前の学校の記録を出すよう求めており、期限は入学から30日目。期限までに出さなければ、学区は地元の警察署か郡の保安官に知らせ、子どもについて行方不明の届けが出ていないかを調べてもらう
  • ワシントン州:RCW 28A.225.160 は、幼稚園と1年生の入学条件を、誕生日の基準日も含めて学区が自分で決めることを認めている。年齢の証明にどの書類を受け付けるかは学区のリストを見る

住所の証明に使えるもの

  • カリフォルニア州:Education Code 48204.1 は、保護者か後見人の名前と学区内の住所が書かれた書類を学区が受け付けなければならないと定めている。固定資産税の納付受領書、賃貸契約書か家賃の領収書、水道光熱費などの契約書か請求書、給与明細、有権者登録、行政機関からの手紙、保護者が署名した居住の申告書などで、すべてを出す必要はない
  • ニューヨーク州:学区は賃貸契約書、不動産の権利証書か住宅ローンの明細書、家主か同居人の申告書(宣誓なしでもよい)を求めることができる。給与明細、税金の申告書、請求書、図書館カード、有権者登録、運転免許証、政府の身分証明書、行政機関の書類なども考慮しなければならない。保護者が書類を出したら、学区は遅くとも入学から3業務日目までに居住の判定をする
  • ニュージャージー州:N.J.A.C. 6A:22-3.4 は、固定資産税の通知書、不動産の権利証書、賃貸契約書、住宅ローン、家主が署名した手紙、有権者登録、請求書、領収書、宣誓書などを挙げている。学区はすべての資料を見て総合的に判断しなければならず、ある1種類の書類がないことを理由に受け入れを拒めない
  • テキサス州:州教育庁(TEA)は、住所の証明に何を出すかは学区が決めると説明している。たとえば賃貸契約書や水道光熱費の請求書
  • ワシントン州:住所の書類は学区が決める。州教育局(OSPI)は、学区が一部の生徒の住所だけを違うやり方で審査してはならないと明記している

予防接種記録と後から出す期限

  • カリフォルニア州:州公衆衛生局(CDPH)が 17 CCR 6025 に基づいて K–12 の入学に必要なワクチンを定めている。ポリオ、DTaP、B型肝炎、MMR、水痘、Tdap などで、7年生に上がるときに Tdap を改めて確認する。接種回数は州の表を見る
  • ニューヨーク州:州の公衆衛生法に従う。子どもが未接種分を接種している途中(in process)で、その証明を出していれば、校長は予防接種を理由に受け入れを拒めない(10 NYCRR 66-1.3)
  • ニュージャージー州:学区は予防接種記録がないことを理由に入学手続きを拒めないが、登校を遅らせることはできる。州教育局の保護者向けの説明には、生徒は最大30日のうちに予防接種記録を出し、その後は暫定(provisional)の扱いになると書かれている。記録が見つからない場合は、接種し直す必要があることもある
  • テキサス州:予防接種の規定と免除は州保健福祉局(DSHS)が管轄している。免除は医学上の理由、現役の軍人であること、良心上の理由(宗教上の信念を含む)で個別に申請できる
  • ワシントン州:州保健局(DOH)の予防接種状況証明書(Certificate of Immunization Status、CIS)を出す。未接種分を接種している途中の子どもは条件付きの扱い(conditional status)で通学でき、次の接種の期日から30日以内に証明を出さなければ、出席停止になる。外国から来た生徒は、移民の健康診断の書式など、翻訳した正式な接種記録を出す

入学手続きで学校が求めてはいけない書類は何か

連邦レベルの線引き(Plyler v. Doe、2014年の司法省と教育省の共同書簡)は、公立学校の入学手続きの4ステップを扱った当サイトの記事を見てください。5つの州の独自の規定は次のとおりです。

  • ニューヨーク州:入学手続きのときや入学の条件として、学区は SSN や社会保障カードを求めてはならず、ビザを含め、子どもや保護者の移民としての資格が分かるような情報を尋ねてもならない。裁判所の後見の命令を入学の条件にすることもできない
  • ニュージャージー州:学区は、税金の申告書、SSN、市民権や移民としての資格の書類(子ども本人が F-1 を申請する場合は例外)、住まいが地元の条例に合っているかどうかの書類を、直接にも間接にも求めてはならない
  • ワシントン州:学区は、保護者や生徒に移民としての資格を明かすことや証明することを求めてはならず、すべての生徒に SSN を出させることもできない。SSN を尋ねるときは、任意であること、何に基づくのか、どう使うのかを説明しなければならない
  • カリフォルニア州、テキサス州:連邦の Plyler 判決と2014年の共同書簡が適用される。テキサス州教育庁(TEA)も、移民としての資格を受け入れを拒む理由にしてはならないと明記している
  • 子ども本人が F-1 で公立高校に通う場合は例外で、学区はビザに関する書類と学費を求める。各ビザの子どもが公立学校に通えるかを扱った当サイトの記事を見てほしい

書類がそろっていないとき

  • ニューヨーク州:申請の次の授業日か、できるだけ早く入学して授業に出る。住所の書類は入学から3業務日以内に出す
  • ニュージャージー州、テキサス州:身元の証明は入学から30日以内に後から出せる
  • ニュージャージー州:学区は外国の成績証明書を受け付けなければならず、翻訳は学区が行い、保護者に費用を請求してはならない(州教育局の保護者向けの説明)
  • 連邦の McKinney-Vento 法は5つの州すべてに適用される。住まいを失って一時的に親族や知人の家、モーテルなどにいる場合、住所の証明やほかの書類が出せなくても、学校は子どもをすぐに入学させなければならない。当てはまるかどうかは学区の homeless liaison が判断する

公式のページ

  • カリフォルニア州:学区の入学手続きのページ。州法の条文 Education Code 48002、48204.1。予防接種は CDPH の Shots for School を見る
  • ニューヨーク州:州教育局(NYSED)の入学手続きの規定 8 NYCRR 100.2(y)。ニューヨーク市は NYC Public Schools の New Students のページを見る
  • ニュージャージー州:州教育局の居住資格のページ(Attendance at School Based on Domicile or Residency)と、移住してきた保護者向けの説明
  • テキサス州:TEA の Enrollment in Public School のページ
  • ワシントン州:OSPI の移民の生徒の就学の権利のページ。予防接種は DOH の School and Child Care Immunization のページを見る

よくある質問

  • 質問:ニューヨーク州では年齢の宣誓書だけを出してもよいですか。答え:いけません。ニューヨーク州の規定では、出生証明書か洗礼の記録が手に入るならそれしか使えず、ない場合にパスポートを使います。どちらもない場合、学区は2年以上前から存在するほかの書類を見てよいものの、年齢の宣誓書だけでは認められません。
  • 質問:身元の証明は入学した後で出してもよいですか。答え:ニュージャージー州とテキサス州ではでき、期限は入学から30日以内です。テキサス州では期限までに出さないと、学区は警察に知らせて子どもについて行方不明の届けが出ていないかを調べてもらいます。
  • 質問:予防接種がまだそろっていなくても、先に通学できますか。答え:州によります。ニューヨーク州では子どもが未接種分を接種している途中で証明を出していれば、校長は受け入れを拒めません。ワシントン州では条件付きの扱いで通学でき、次の接種の期日から30日以内に証明を出します。ニュージャージー州では最大30日のうちに記録を出します。
  • 質問:ニューヨーク州の学区は、住所が条件を満たすかどうかをいつまでに決めますか。答え:保護者が書類を出したら、学区は遅くとも入学から3業務日目までに居住の判定をします。

この記事の範囲

この記事は、2026年10月時点の5つの州の州法、州の規則、州の教育・保健機関のページにある入学手続きの書類の規定をまとめたものです。学区は州法の範囲内でさらに細かいリストや期限を定めることができるので、子どもが住む学区の正式な説明を基準にしてください。予防接種の回数は学年や年齢によって違うので、州の保健機関の表を見るか、学校の看護師に聞いてください。この記事は個別のケースを判断するものではなく、法律上または移民に関する助言でもありません。在留資格の問題は移民弁護士に相談してください。

出典

規則は変わることがあります。以下はこの記事の執筆時に確認した公式・一次情報です。実際の扱いは学校・学区・所管機関の最新の案内に従ってください。

ポイント

5つの州とも年齢、住所、予防接種の3種類の書類を見て、どの州も SSN や移民としての資格を入学の条件にできません。ニューヨーク州は出生証明書がないときだけほかの書類を見ます。ニュージャージー州とテキサス州は身元の証明を30日以内に後から出せ、ワシントン州は誕生日の基準日を学区が決めます。

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